女性ホルモンを整えて健康に

女性特有の身体の症状と原因、治療法や解消法、対策

女性特有の身体の症状

女性ホルモン(エストロゲン)の減少で起こる不調とは

エストロゲン分泌量が減る更年期は特に注意!

女性ホルモンのページでも触れていますが、女性ホルモンにはエストロゲンプロゲステロンの2種類があり、女性の身体と心の健康に大きな影響を持っています。

プロゲステロンは主に妊娠を助けるホルモン。
子宮の内膜を妊娠に備えて受精卵が着床しやすい状態に整える働きを持ちます。
妊娠が起こらなければ、子宮内をきれいに掃除したり、体温を上げる役割などを果たしています。

一方、エストロゲンは、妊娠する、しないにかかわらず、私たち女性にとって非常に重要な働きを持っています。
エストロゲンはいわば、女性らしさを作るホルモン。
女性の心と身体、お肌の状態などに密接に関係しています。

このエストロゲンの分泌が乱れたり、更年期以降、減少したりすると、次に挙げるような様々な不調の原因にもなります。

生理の周期の乱れ
乳がん
子宮体がん
肌のトラブル
心のトラブル(イライラ、倦怠感など)
血管
心臓
骨粗鬆症

など。

更年期以降の年代に入ってきたら、いわゆる「更年期障害」だけでなく、エストロゲンの減少で起こるカルシウムの低下(骨粗鬆症)、コレステロールのコントロールが効きにくくなることでの動脈硬化など、生活習慣病にも注意する必要があります。

エストロゲン(女性ホルモン)の減少で起こるからだ、心の不調


心臓・血管のトラブル
動脈硬化、心筋梗塞、高脂血症など

皮膚のトラブル
粘膜や肌、乳房の委縮、しみ、しわ、たるみなど。

骨のトラブル
腰痛、骨折、骨粗しょう症など。

心のトラブル
イライラ、憂鬱、不眠、物忘れ、倦怠感など。

自律神経系のトラブル
動悸、汗、ほてり、のぼせなど。

その他に、乳がん、子宮がんなどのリスクも高まります。

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