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女性ホルモンとは女性らしさのホルモン
心と身体のバランスを保つ女性ホルモン
ホルモンは女性にどんな作用をしているのでしょうか?
ホルモンの働きは、男性と女性の身体の違いを形作り、身体の成長を助けたり、新陳代謝を促したりと、とても重要な役割を担っています。
女性の場合、初潮に始まり、妊娠、出産、閉経、更年期など、女性の一生で経験する変調と大きく関わっています。
女性ホルモンの一生涯の分泌量はわずかにスプーン2,3杯ほど、と言われています。
ホルモンは多ければよいというものでもありません。
女性ホルモンは脳(視床下部)によってその分泌の指令がなされています。
視床下部は、女性の血液中のホルモン濃度を鋭く感知し、絶妙にホルモンの量を調整しているのです。
卵巣から分泌される女性ホルモンとは
エストロゲンは成長した卵胞から分泌されます。
思春期の頃から分泌がはじまります。
子宮筋や子宮内膜を大きくさせて妊娠に備える役割を果たしています。
また、女性らしい丸みを帯びた身体を作り、肌の代謝を高めたり、陰毛の発育を促すのもエストロゲンの働きによるものです。
エストロゲンの働きは主に、
子宮
子宮内膜
乳房
腟
などに作用しています。
プロゲステロン(黄体ホルモン)
卵胞はエストロゲンを分泌させますが、月経での排卵後にプロゲステロンの分泌を開始します。
これによって、妊娠に備えてエストロゲンが増大させた子宮内膜をさらにフカフカの状態にし、妊娠の準備を完了させます。
下垂体から分泌されるホルモンとは
乳汁分泌ホルモン
プロラクチンとも呼ばれ、乳腺の作用して出産後におっぱいを出すように促すホルモンです。
黄体化ホルモン
排卵後の卵胞を黄体に変える働きがあり、卵胞を刺激して排卵を促す作用があります。
卵巣から排卵させる重要なホルモンのひとつです。
卵胞刺激ホルモン
生理の直後から分泌が盛んになり、卵巣内の原始卵胞を成熟させて卵胞から分泌されるホルモンを促す働きをします。
副腎皮質刺激ホルモン
副腎皮質ホルモンの分泌を促す役割があります。
成長ホルモン
女性の身体の成長を促す働きがあります。
甲状腺刺激ホルモン
甲状腺ホルモンを分泌させる作用をします。
成長ホルモンとともに、体の発育を促します。