女性ホルモンを整えて健康に

女性の健康とハーブティーのおいしい入れ方

ハーブティーのおいしい飲み方と効果、効能、ハーブティーの種類


ハーブティーのおいしい飲み方


花や葉などは、ポットにお湯を注ぎ、3分ほど置いてから、いれます。
ローズヒップやフェンネルの種子などのように硬いものは、5分以上おいてから入れてください。

(なお、ローズヒップは砕かれた状態で販売されていることが多いですが、丸のままの場合、ふきんにつつんで砕くか、すり鉢などで砕いてから入れてください。)

また、入れる時は、ティーバッグであってもポットにはフタをするようにしてください。このフタをとった時に立ち上る湯気には、精油分や貴重な香りが含まれています。
ハーブティーは香りを楽しみながら飲むもの。
この香りのを逃さないようにしましょう。

ハーブティーを専門店などで選ぶ時のコツは、新鮮なものを選ぶということ。
古くなったものは、香りも味も劣化している場合があります。
購入したハーブティーは、出来るだけおいしいうちに飲み終わるようにします。
ハーブ自体のクオリティはとても大切です。
よくはやっている専門店で販売されているハーブティーなら安心です。
新鮮な「ドライハーブ」を買うようにします。

フレッシュハーブとドライハーブについて
お茶にして飲むのには、どちらもおいしさでは劣りません。しかしながらフレッシュハーブは生の植物の為、取り扱いが難しく、保存もききません。。ドライで飲みにくいハーブがフレッシュで試してみると飲みやすかったり、フレッシュで青臭さ残るハーブがドライだと飲みやすかったりと。お庭に咲いているハーブがあれば、摘んで飲んでみるのもいいでしょう。ドライとの味くらべをしてみて下さい。

女性におすすめのハーブティー


ジンジャー
気分を高めて、元気ハツラツに!
ジンジャー、つまりしょうがもハーブです。落ち込んだ気持ちを高め、元気を取り戻してくれます。
また、たまったガスを追い出したり、便秘を改善する消化器にも効果的。
蜂蜜を入れるとより一層おいしく飲めます。

ペパーミント
お腹の不調(ムカつき、腹痛時)の解消!
生理痛や頭痛、めまい、お腹の不調に効果的。痛みなどの痙攣を抑えて落ち着かせる働きを持ちます。
不安、沈んだ気分を高めて元気になります。
吐き気、胃の不快感、利尿作用なども期待できます。

バラ
便秘を改善して、肌をキレイにします。
バラは、浄化のハーブと呼ばれ、便秘を解消して、便秘が原因の肌荒れを改善してくれます。落ち込んだ気分を高める働きがあるとも言われています。
ほろ苦さが特徴で、バラのつぼみの香りを楽しみながら、中国緑茶などに入れて飲むといいでしょう。

セージ
血行を促進して、新陳代謝を高めてくれます。
セージは、女性ホルモンの働きを活発にしてくれます。
冷えや、むくみの改善、消化器の不調にも効果的。

フェンネル
むくみに効くハーブです。
女性ホルモンの働きを活発にする代表的なハーブです。
利尿作用でむくみを抑え、体内を浄化します。
肝臓機能、消化を助け、便秘やお腹にたまったガスを抜いてくれます。

カモマイル
子宮と胃に効果があります。
胃の痛みを和らげ、胃の働きを促進します。
うっ血を取り除いて、身体を温め、生理痛緩和にも。
他に、生理不順解消、利尿作用など。

レモンバーベナ
精神の安定と消化機能の促進に効果的。
食欲不振、食べすぎ、ガス抜き、にも。
ヒステリックな気持ちを抑え、安眠に導きます。

ローズヒップ
便秘とむくみに効果的。
便を緩める働きを持ち、便秘には有効です。
利尿作用でむくみにも効果があります。
ビタミンCを豊富に含みます。

ウコン
生理痛や肝臓の強化に!
沖縄の有名なハーブです。
クルクミンが豊富で、肝臓機能を強化します
消化を助けて、便秘にも有効。
肝臓機能を高める働きがあり、疲れやすい人にもおすすめ。
うっ血をとって、利尿作用作用があり、生理痛にも効果があります。

マロウ
ニキビ、湿疹に!
炎症を抑える働きを持ちます。
のどの痛みの緩和、胃粘膜の保護作用などが期待できます。
また、浄化作用があり、ニキビ、湿疹、便秘にもお勧めです。
利尿作用もあります。

妊娠中の女性が避けたいハーブティーは


セージ・タイム・バジル・フェンネル・ローズマリー・シナモン・エキナセア・クローブ・ジュニパーベリー・セントジョンズワート・ヒソップ・ヤロウ・マグワート・マルベリーなどがあげられます。中には重大なトラブルを引き起こすハーブもありますので、使用には十分注意して下さい。

  • セージ
  • タイム
  • バジル
  • フェンネル
  • ローズマリー
  • シナモン
  • エキナセア
  • クローブ
  • ジュニパーベリー
  • セントジョンズワート
  • ヒソップ
  • ヤロウ
  • マグワート(ヨモギ)
  • マルベリー(桑の葉)など


ハーブティーのビギナーは!

「ハーブティーを飲んでみたけど、飲みづらいな」と感じる方がいます。

そんな時は飲みなれているお茶とブレンドしてみる事をおすすめします。カモミールとミルクや紅茶とローズ。紅茶は様々なハーブと相性がいいです。ミントやローズヒップとか。少しずつハーブの配分を増やしてみるとハーブの味に慣れてきます。

体に有効なハーブでも体質や体調によってはトラブルの原因になる場合もあります。とりあえず、ティーをやめ、様子をみましょう。ハーブの中には刺激の強いものもあり、無制限に摂取するのはよくありません。成分の強いローズマリーを朝飲んだら夕食にはカモミールにするといった工夫をして下さい。中には多めに摂取しても差し支えないものもあります。

  • ローズマリー・・・覚醒作用が強く出る
  • セージ・・・強壮作用が強く出る
  • セントジョンズワート・・・長期多量の連用は避ける
  • エキナセア・・・長期多量の連用は避ける。めまい、吐き気
  • タンポポ・・・血圧を低下させるので低血圧の人は避ける
  • ヤロウ・・・多量に摂取すると頭痛、めまいを起こす事がある
  • タイム・・・高血圧の人は避ける
  • レモンバーベナ・・・胃を刺激する為、多量摂取を避ける
  • オレンジピール・・・偏頭痛、関節炎の症状がある時は使用を避ける
  • ジュニパーベリー・・・腎臓に炎症がある時、長期多量摂取は避ける


ハーブティーの保存方法は?

ドライハーブの大敵は直射日光と湿気と虫です。

容器はパッキンのついたガラス製の密封ビンか蓋がきっちりと閉まるビンを選び、日光を避けた涼しい場所で保管しましょう。

缶容器は空気が入りやすいので適していません。

・ローズやマロウ、マリーゴールドなどの花は褐色しやすいので、日光を避ける色のついた遮光ビンに保存するとグッドです。

「ハーブ」とは?

ハーブは古くから薬草として使われてきました。

ハーブの種類は世界中に2万種以上あり、西洋では今の所、ドイツだけですが医師の為に公式な専門書があります。

西洋ハーブ医学では150種類から200種類の薬草の使い方を知っていればほとんどの病気に対処できると言われています。

しかし薬草は自然治癒を助けるのが本来の働きです。
病気の結果ではなく、原因を治します。
自分の健康は自分で作る為にハーブを上手に活用しましょう。

その香りや色で暮らしに安らぎも与えてくれるハーブ。
心地よい香りに包まれたハーバルライフを楽しみましょう。

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