女性ホルモンを整えて健康に

サプリメントの使い方、効果と効能など

女性に効くサプリメント~サプリメントの効果、効能、飲み方について


抗酸化サプリメントで老化を防止しよう!

老化(肌のツヤ、シミ、しわ、たるみなど)を防ぐ!
年齢を重ねるごとにお肌や身体の機能が低下していく”老化”とは、活性酸素によって細胞レベルでダメージを受けることによって起こる現象です。
つまり、老化とは、活性酸素で身体が酸化することと同じです。
(金属が錆びる(酸化する)と、ボロボロにもろくなるのに似ています)

活性酸素発生の原因とは!
活性酸素とは、体内に取り込まれた酸素が変化したものです。
紫外線、タバコ、食品添加物や排気ガス、そして、ストレスなどによって増加します。

活性酸素を退治してくれる抗酸化成分
代表的な抗酸化成分には、
☆ビタミンC
☆ビタミンE
☆リポ酸
☆コエンザイムQ10
☆グルタチオン


などがあります。
これらは、体内でネットワークを組んで、活性酸素と戦い、活性酸素の働きを阻止して細胞や組織を守ります。
私たちは、老化を防ぐためにこの抗酸化成分を補給する必要があります。

抗酸化成分を補給するサプリメント

抗酸化物質をサプリメントで補う

活性酸素を退治してくれる抗酸化成分は、もともと私たちが身体の中に持っているものですが、残念ながら、それだけでは足りません。
食材などから補うこともできますが、食べ物から十分な量の抗酸化成分を補給するのは量的にも大変なことです。
やはり、サプリメントで抗酸化成分を補うことが一番手軽で簡単な方法です。

抗酸化成分は、ネットワークを組んだチームで働く性質があります。
サプリメントも単体で摂るのではなく、一緒に補給することで、その働きを促進させることが出来ます。

たとえば、ビタミンEは、活性酸素を退治すると、ビタミンCやコエンザイムQ10によって再び活性酸素と戦う抗酸化成分のビタミンEとして再度生まれ変わリます。

つまり、抗酸化成分のネットワークの中で、再生しあいながら有毒な活性酸素から身体を守ってくれます。

抗酸化成分をサポートする抗酸化フラボノイド

抗酸化物質を助ける抗酸化フラボノイド

活性酸素と戦う抗酸化成分のネットワークを全面的にサポートしているのが最近注目されている抗酸化フラボノイドです。
抗酸化フラボノイドには、

ピクノジェノール
大豆イソフラボン


などがあります。

ピクノジェールとは!(効果と効能)
ピクノジェノールとは、フランスの南西部、ガスコーニュ地方ランドの海岸に生育する海岸松 pinus maritima の樹皮からとった天然の植物抽出物です。ピクノジェノールRは水溶性のフラボノイド抽出物で、生物学的利用性の高いプロシアニジン、カテキン、タクシフォリン、その他フェノール酸の典型的なスペクトルがそろっています。(医薬品ではなく健康食品です)

作用としては、坑酸化物質と天然の抗炎症剤の強力なブレンドで、体が環境ストレスと闘うのを助け、循環系を健康に保ち、関節炎と闘い、毛細血管の活動を改善し、正常化して、毛細血管壁を強化します。又動脈壁の柔軟性回復を助けます。
コラーゲン繊維を結合させ、そのプロセスで、もっと若々しく、破損のない構造に整え直します。弾力と柔軟な強度が結合組織に取り戻されるのです。多彩な効用はピクノジェノールが抗酸化剤の強力なブレンドであるという事実を超えています。その恩恵の一因はユニークなビタミンCの「アクションヘルパー」であることにもあるのです。現行の研究で、循環系の病気(脳卒中、血管および心臓の病気)のリスクを軽減し、炎症(関節炎、浮腫)を抑え、肌の健康を守り、その他多様な症状を緩和することがわかっています。

私たちの身体は、活性酸素により常に酸化の恐怖にさらされています。酸化が進めば老化を加速させるのはもちろん、健康状態の悪化にもつながります。体をマイナスの方向へと向かわせる酸化を防ぎ、正常な状態へと導く抗酸化物質こそが「ピクノジェノール」なのです。体の大敵・活性酸素を撃退する「フラボノイド」を40種類以上も含み、ビタミンEの50倍、ビタミンCの20倍という驚異の抗酸化力で、活性酸素によるダメージから私たちの体を守ります。がんや生活習慣病の予防・改善、また生理痛や子宮内膜症などの女性特有の病気への活用として大変期待されています。



ピクノジェノールは女性特有の病気に有効です。
・生理痛、子宮内膜症など、婦人病の改善&完治
・血管内のコレステロールを除去し、脳卒中、心筋梗塞、動脈硬化、心臓病を防止
・血液中の血小板凝集を防ぎ、血栓症を予防
・紫外線による皮膚の酸化を防ぎ、シミ、シワ、老人性斑紋症を予防
・活性酸素による血液のダメージを防ぎ、肩こり、五十肩、慢性疲労を軽減


大豆イソフラボンとは!
イソフラボンは最近女性ホルモンのエストロゲンと似た働きをすることで注目されています。
イソフラボンは、大豆胚芽に特に多く含まれるフラボノイドの一種です。今のところ、ダイゼイン、ゲニステインを代表とする15種類の大豆イソフラボンが確認されています。
大豆イソフラボンは、骨粗鬆症や更年期障害、乳がん等の女性疾患に対する有効素材として1991年に米国立がん研究所(NCI)が290万ドルの予算を計上して抗がん効果の研究に乗り出しています。また1996年にベルギーで開かれた『第2回大豆の成人病予防と治療に関する国際シンポジウム』では、イソフラボンがメインテーマと思えるほどイソフラボン関連の研究発表が相次ぎました。
このように欧米では、日本人の長寿、そして骨粗鬆症や更年期障害、乳がん等の発生率の低さの秘密を大豆イソフラボンだとして研究しています。
イソフラボンは大豆のほかに葛の根やクローバーなどにも含まれてます。

大豆イソフラボンの効果と効能
のぼせ、ほてり、心悸亢進、発汗、冷え性、憂うつ感、焦燥感、不眠、耳鳴り、記憶力・判断力の低下、しびれ、下痢、頻尿、肩こり、腰痛、全身倦怠感などの更年期障害は女性ホルモンの不足が引き金となりますので、女性ホルモン作用をもつイソフラボンはおおいに有効です。

女性の健康と美容におすすめのサプリメント

女性の身体にはビタミンB群(VB)の補給は不可欠です。

ビタミンB群を中心に、体調によってビタミンA、ビタミンC、ビタミンEを加えていきましょう。

カルシウム
カルシウムが不足すると、骨密度も低下します。強い骨をつくり、イライラ防止の作用もあるミネラル。牛乳、チーズなどに多く含まれます。カルシウムとマグネシウムは、血液中で相互にバランスをとって作用しているためマグネシウム1に対してカルシウムを2~3の割合で摂るのが良いとされています。1日の所要量は成人男性で700mg、女性で600mg、妊婦・授乳婦は900~1100mg。通常の食事では摂取量が不足しがちなため、うまくサプリメント等で補充することをおすすめします。
生理痛が重い女性、生理中の疲労がひどい女性にも効果的。
血行を改善して、肩こりにも有効です。

乳酸菌系サプリメント
乳酸菌系のサプリメントでは、ビフィズス菌が有名です。
他にもアシドフィルス菌などがあります。
女性に多い便秘や下痢など、腸の調子を整えてくれます。

βカロチン(ベータカロチン)(VA)
ニキビや吹き出物、乾燥、肌あれなどのお肌のトラブルには必須です。
ベータカロチンは人参やさつまいも、かぼちゃなどの緑黄色野菜やパパイアなどの果物に多く含まれている色素であるカロチノイドの一種です。カロチンの中でももっとも多く存在し、緑黄色野菜の中枢成分です。
ビタミンAには、レバーなどの動物性食品に含まれているレチノールと、緑黄色野菜に多く含まれているβ-カロチンなどがあります。レチノールはもともとビタミンAのかたちをしていますが、β-カロチンは体内でビタミンAに変換されます。
つまり、ビタミンAの前駆体(プロビタミンA)という性質をもっています。β-カロチン以外に、α-カロチンやγ-カロチンなどもビタミンA前駆体の性質をもっています。その中で、ビタミンAとしてもっとも効率よく働くのがβ-カロチンです。β-カロチンとレチノールの大きな違いは、過剰症の有無です。
レチノールを大量に摂りすぎると、頭痛や吐き気、発疹などの副作用がでます。一方、β-カロチンは身体に必要な量のみビタミンAに変換するので大量に摂っても過剰症の心配がありません。
また体内に入ったβカロチンで、ビタミンAに未変換のものは、活性酸素の生成を抑制する抗酸化作用があります。

ビタミンC(VC)
ビタミンCはストレス対抗ホルモンの元となり、ストレスの多い女性には必須です。
シミの改善にも有効で、鉄や銅の吸収を助ける働きがあり、貧血にも効果的。
また、ミネラル、ビタミンの働きをサポートする役割もあります。

鉄(Fe)
鉄分が不足すると、新鮮な酸素が体内に行き渡らなくなります。
また、貧血の原因にもなります。
鉄はビタミンCと一緒に服用します。
飲みやすいのでドリンク剤がおすすめ。

ビタミンE(VE)
血行不良による不調不調には最適です。
更年期の症状でもある頭痛、肩こり、冷え、シミなどにも効果的。
ビタミンEは身体の掃除をします。

葉酸
葉酸は赤血球の形成を助ける栄養素です。
一説にはガンの予防作用がるともいわれています。
貧血や疲労にも有効。
葉酸が含まれる食品を食べていれば大丈夫かというと、葉酸は水に溶け出しやすく熱に弱いため、調理することによって約50%が失われ、さらに体内では約50%しかはたらかないため、必要量を摂取するためには約4倍量を摂らなければなりません。つまり、ほうれん草で1日200μgの葉酸を摂取しようと思ったら、約400gのほうれん草を食べなければならないことになります。これはほうれん草1.6束分にあたります。
ちなみにブロッコリーなら1株、いちごなら22粒、納豆なら3.7パック分に相当。

「そんなにたくさん、食事では摂れない!」という方は、サプリメントで補うのがベスト。
食物を通しての体内利用率が50%しかない葉酸も、サプリメントなら85~90%の利用率だと言われるので、サプリメントを上手に食品と組み合わせればよいでしょう。

VBコンプレックス(複合体)(B1、B2、B6など)
女性には絶対必要な要素VB。連携して働くので、複合体(コンプレックス)で摂るのがいいでしょう。
イライラの解消、腰痛、肩こり、生理痛、無気力、めまいなどに効果的です。

女性の体調不良に効果的なサプリメント

女性の体調不良や体質の弱みをカバーするハーブのサプリメント

病気治療にも利用される天然の植物が強い味方です。

チェストツリー
チェストツリーベリーとは!
チェストツリーベリーは、学名Vitex-castus。
南ヨーロッパから中央アジアを原産とするクマツヅラ科の植物で、和名はイタリアニンジンボクです。
チェストベリーとも呼ばれる実のエキスは、女性ホルモンの一種、黄体ホルモン(プロゲステロン)の分泌を促進。
チェストベリー(チェストツリー)は、落葉樹で葉は掌状複葉、細い線形です。
花は穂状の円錐で青からピンク色をしています。
チェストベリーはその赤黄色の果実部分で、ヨーロッパでは広く女性に用いられているハーブです。

【チェストツリーベリーの効果・効用】
チェストツリーベリーの効果は、生理痛、月経不順や月経前症候群を改善する作用があります。
ドイツでは月経前症候群に伴う下腹部痛や頭痛、イライラ、乳房のハリなどの治療薬として認められています。

【チェストツリーの摂取のポイント】
女性特有の症状が気になる方にお勧めです。
1粒に200mgのチェストベリーエキスと200mgのチェイストベリー粉末が入っています。

イチョウ葉エキス
イチョウ葉エキスが今注目を集めています。
イチョウ葉エキスは「ボケに」「物忘れが激しくなった時」「痴呆症に」などに効果があるとされ、イチョウ葉エキスの入った健康食品も増えてきました。
イチョウ葉を最初にヒト疾病の治療に用いたのは 16世紀初頭の中国でした。
それから数世紀を経て,20世紀半ば(1965年)に ドイツにおいて イチョウ葉エキスが医薬品として登録されるまでの間に長い歴史がります。
現在,イチョウ葉エキス製品は日本において食品衛生法により、 一般食品(健康食品)として取り扱われていますが,ドイツをはじめ世界55カ国では医薬品となっています。
イチョウ葉エキスを長年医薬品としで用いてきたヨーロッパ,特にドイツやフランスなどではEGb761というイチョウ菜エキス原料の規格基準品を用いた研究が著しい進展を遂げ,医薬品として登録されました(ドイツではDr.W.シュワーベ製薬がテボニンという商品名で発売)。

その物理化学的性状から安全性,薬理作用,薬物代謝,臨床試験そして製造法にいたるまでの研究データおよび薬事法に基づいて,生産販売が行われています。
その医薬品としての効能・効果は,
●痴呆症(アルツハイマー病および脳血管性痴呆症)の治療,
●末梢動脈閉塞症(フォンテーン病態分類Ⅱ度;間歓性披行)の治療,
●耳鳴り・めまいの治療 の3種類が適応症として示されており,臨床試験でヒトにおけるこれらの有効性が明らかにされています。


月見草オイル、ボラージオイルなど
γリノレン酸を多く含んで月経前症候群、生理前のむくみや、頭痛、腹痛などにもガンマリノレン酸の補給が効果的です。
ホップ ホップは、女性ホルモンの働きを活発にしてくれます。
また、気分を穏やかにして、安眠を誘い、リラックス効果や、生理の時の腹痛にも有効です。

ミルクシスル(マリアアザミ)
古代ギリシャ時代から現代のヨーロッパ医学まで2000年もの間、マリアアザミ(オオアザミ)英名ミルクシスルは効果のあるハーブとして利用されてきました。
マリアアザミ(オオアザミ)英名ミルクシスルは北アメリカ原産の草花で、どこにでも生えているキク科の植物です。
葉のふちはギザギザで、光沢のある濃い緑色をしており、赤紫色の花をつけます。
日本にも自生しています。
この植物は、肝臓を保護するだけでなく、機能を再生する貴重なハーブです。 ワシントン州のバスター大学の自然療法医のジョセフ・ピッツォルノは「マリアアザミ(オオアザミ)はおそらく、もっとも優れた肝臓を守るハーブだろう。実験で、テングサダケの毒成分のファロイジンをマウスに数分間注入し、マリアアザミ(オオアザミ)を与えたところ、死ななかったでけでなく、肝臓のダメージを避けられた」と語っています。
マリアアザミ(オオアザミ)のシリマリンという成分が致命的なキノコ中毒から肝臓を守ることが判明しており、何とシリマリンはキノコ中毒の治療薬としてヨーロッパの救急治療室で広く使われています。

セントジョーンズワート
セントジョーンズワートは、女性の身体のリズムを整えてくれるハーブです。
腰痛や生理痛の他、筋肉のこわばりや気分が落ち込んだ時の沈静効果もあります。
セントジョーンズワートとは、アメリカで 『気分を向上、安定させるためのサプリメント』 として、ドイツでは 『うつ病の治療薬』 として利用されている天然ハーブのこと。

特にドイツがこのハーブに関する医学的研究の先進国。
医学博士などによって数多くの臨床試験が行なわれ、うつ症状の改善効果と安全性が実証されてきました。
その結果、ドイツでは医師によるセントジョーンズワートの処方箋の発行は、年間約300万件にものぼるなど広く利用されています。
アメリカでは 『元気が出るサプリメント』 として販売され、ハーブ売上げNo.1になるなどの人気。
天然のプロザック(合成抗うつ薬)とも呼ばれ、全米で約700万人が利用しているとも言われています。

カノコソウ(バレリアン)
カノコソウは神経の高揚から解放し、安眠を誘います。
イライラやヒステリーの特効薬です。
香りが独特ですが、サプリメントなら飲みやすいでしょう。

ブラックコホッシュ
ブラックコホッシュとはヨーロッパで広く研究された女性のためのハーブです。
ブラックコホッシュは黒くてゴツゴツとした強烈な匂いの根を持ち、その匂いは虫を寄せ付けないという効果があります。
ブラックコホッシュの根に含まれるイソフラボンやアルカイドなどの成分を含んでいて、出産から月経痛、更年期障害、月経前緊張などに効果であると言われています。。
ブラックコホッシュの根に含まれるイソフラボンの一つは、弱いエストロゲンのような働きがある事から、出産から月経痛、更年期障害、月経前緊張などの助けとなります。

パッションフラワー
パッションフラワーは直訳すると情熱の花という呼び名ですが、やさしくどこかなつかしい草木の香りがします。
パッションフラワーという名前はキリストのはりつけ像に関連した幾つかのオブジェクトを現しているように見えることに由来します。
パッションフラワーは1569年にスペイン人医師モナルデスによりペルーで最初に発見されています。
彼の手によりヨーロッパへ渡ったパッションフラワーは、一躍ハーブティーとして人気になり人々の間に広まりました。 パッションフラワーは高さ10mにまで成長する硬い木質のツル植物で、くずのような形をしています。

ハーブティーとしても人気のパッションフラワーの原産地は南米と東インドですが、現在では米国東部にも自生しています。 パッションフラワーの穏やかな香り、くせのない味は他のハーブともブレンドしやすいハーブなのです。

パッションフラワーの葉にはアルカロイド類とフラボノイド類が含まれています。
アルカロイド類は神経伝達物質の分解を阻止し、フラボノイド類は鎮静作用をもたらします。
また、別の成分であるマルトールにも鎮静・弛緩作用があります。

この効用から、パッションフラワーはてんかんや不安感、不眠症、パニック障害による発作などの治療に使用されてきた長い歴史があり、神経緊張、不眠、ストレス性の高血圧、喘息などに特に効果的とされています。

1800年代中期には、パッションフラワーはアメリカ先住民や奴隷の間で根を強壮、葉を頭痛や打撲の鎮静に用いられてきましたが、彼等の鎮静剤としての利用法が北アメリカにも紹介されました。

パッションフラワーはストレスの多い現代社会の新サプリメントとしても注目されています。
1930年代から行われたパッションフラワーの研究、ハーブ医療における長い歴史は、結腸、発疹、不眠症、モルヒネ中毒、 神経痛、ノイローゼ、眼炎、痔核、発作などを多岐にわたっています。

その研究では、リラックスを促進するが中毒性がなく、パッションフラワーの効き方は他の多くの鎮静作用薬(睡眠剤)と異なっていることが判明しています。
そのためパッションフラワーは習慣性のない穏やかな精神安定剤としても用いられてきたのです。

広く世界のハーブ研究家や医師、ハーブ医療を行う自然療法士によって治療に採用されています。パッション・フラワーは安全性の面でも、通常の服用量で副作用などの問題が報告された例はありません。

ただし、2才以下の子供、妊娠中の方は摂取できません。また、血圧を下げる作用があるので、低血圧の方は注意が必要です。

コエンザイムQ10(CoQ10)とは

コエンザイムQ10とは!

別名は、ユビキノン。
私たちの生命活動の基本となるエネルギーが「ATP」(アデノシン三リン酸)です。このATPを作るために、コエンザイムQ10(CoQ10)は必須です。例えば心臓では、コエンザイムQ10(CoQ10)が不足するとATPが十分に作られないため、心臓の働きが低下し、息切れや動悸などの症状が現れます。
全エネルギーの95%を作り出しているのは、全身の細胞の一つ一つに存在するミトコンドリアという小器官です。ここで栄養素が酸素によって燃焼され、エネルギーが作り出されます。コエンザイムQ10(CoQ10)はこのミトコンドリア内に多量に存在し、エネルギー生産の働き手として活躍しています。
もう一つ重要な働きは、コエンザイムQ10(CoQ10)は、極めて強力な抗酸化物質であることが解っています。
酸化ストレスを生む脂質過酸化物に対して、ビタミンCやコエンザイムQ10(CoQ10)がいち早く働き、さらにコエンザイムQ10(CoQ10)が存在する間は、脂質過酸化物の生成はほぼ完全に抑えられるといわれています。
つまりCoQ10は抗酸化物質の中でも主役的存在であり、その重要度は非常に高いとされています。

コエンザイムQ10(CoQ10)の補給


健康維持や老化防止のためコエンザイムQ10(CoQ10)を摂取する場合、目安として1日30~60mgが推奨されています。
しかし、30mgのコエンザイムQ10(CoQ10)を摂るには、イワシ6匹、牛肉では約950g、ピーナツでは約1,150gが必要です。
日々の食事から多くのコエンザイムQ10(CoQ10)量を摂るのは大変難しいことでしょう。
そのためサプリメントによるコエンザイムQ10(CoQ10)の補給が不可欠となります。

コエンザイムQ10の効果と効能

コエンザイムQ10(CoQ10)補給によりエネルギー不足から起こる心疾患を初めとした諸症状が改善されることが多くの研究により明らかにされ、1974年には、世界で初めてうっ血性心不全の医療用(医薬品)として発売されました。
その他、アルツハイマー、パーキンソン病、ハンチント病、ガン、抗加齢、シワ、肥満、慢性疲労症候群の改善、免疫系の強化、歯肉炎、歯周病、エイズ発症の延期、動脈硬化予防、糖尿病改善等様々な症状の改善、そしてコエンザイムQ10(CoQ10)は細胞レベルから体を活性化するため、健康の維持・増進だけでなく、抗加齢や美容、スポーツなどにおいてもその効果が注目されています。現在、コエンザイムQ10(CoQ10)は欧米をはじめ、世界各国で医療品・健康食品として幅広く利用されています。
特に米国ではスペシャリティーサプリメントの市場ランキングで常に上位に入るほどの人気を集めており、年10%前後の伸びを示し、米国民は大きく分けて「加齢とともに低下するエネルギー生産能力向上」「心疾患に対する機能性」「活性化酸素と戦う抗酸化作用」の3つの機能で注目されています。

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